資質のイベントを終えたのに
キャラが資質を得ていない



             原因1: 資質を得たいキャラがイベントの途中で仲間に加わった。
             原因2: 資質を得たいキャラが相反する系統の術を1つでも修得している。

原因1について

印術・秘術は4つのイベントを全て体験したキャラのみ資質を修得できます。
資質を得れなかったキャラでよく聞くのが『エミリア』『アニー』『ヒューズ』『ゲン』辺りです。

秘術の場合『剣のカード』の時にゲン、『盾のカード』の時にヒューズ、『金のカード』の時にエミリアが、
印術の場合『解放のルーン』の時にアニーが、『活力のルーン』の時にフェイオンが仲間に加わります。

イベントの途中で…と言うのは『カード』『ルーン』を1つでも入手してと言う意味です。
例えば『剣のカード』を入手してからエミリアを仲間にすると、エミリアは秘術の資質を修得出来ません。
また、『解放のルーン』以外を入手してから話しかける事がアニーを仲間にする条件の
T260G・アセルス編では他の3つのルーンを入手している為、印術の資質は得られません。

条件2について

これは相反する資質が無くても、相反する系統の術を修得していると駄目です。
陽術を1つでも修得しているキャラはオーンブルに入れませんし、
陰術を1つでも購入して修得しているキャラは光の迷宮に入れません。

他にも、最初から秘術『死神』を修得しているヌサカーンは秘術の資質を持っていませんが、
そのまま印術のイベントを全て体験してもヌサカーンは印術の資質を得られません
ブルー&クーン編で仲間になるヌサカーンに印術の資質を修得させたかったら、印術のイベントを始めてすぐに
ドゥヴァンで印術を1つ以上購入して死神を消す事が必要です。

これを利用して、印術を修得させたいキャラに秘術を修得させておけば、
印術のイベント全て体験しても印術の資質は修得しておらず、秘術の資質を修得させる事ができます。

――カードを貰ってすぐにゲンを仲間にしたが、ゲンに印術を修得させたい場合――
ゲンを仲間にしたら秘術のイベントを終わらせる前に
ドゥヴァンで『勝利』なり『活力』なり印術を最低1つ、ゲンに覚えさせておきましょう。
そうすれば、秘術イベントを全て終えても、秘術の資質は修得していません。
後は印術のイベントを終えればゲンに印術の資質を修得させられます。



資質を得たのに中々術を覚えない
&覚えるけど、時間がかかりすぎる!!



             原因1: 得た資質と同じ系統の術を使用(選択)していない。
             原因2: キャラのINTが低い。

予め、術にはランク付けがされています。下にある術ほど上位で、修得が困難になっています。

原因1について

当然ながら、陽術の資質を得ているキャラが陰術を使用しても新しい術は修得出来ません。
ただ、術を選択した後、そのキャラが術を使用することなく戦闘が終わっても術を修得する可能性はあります。
つまりは陽術の資質持ちのキャラが陽術(太陽光線など)を選択したが、攻撃順がまわって来る事なく戦闘が終わった場合
実際に術を使用していませんが、新しい術を修得する可能性はあると言う事です。



原因2について

術を修得させたいキャラのINTが低いと、中々術を覚えません。
ヒューマンの場合、INTを上昇させる装備が殆ど無く、銃や術を使って地道に上昇させなければなりません。
ただ、INTが低いと上位の術を修得出来ない…と言う訳ではなく修得しにくい、だけです。
運が良ければINTが低くても上位の術を修得できます。

妖魔の場合、リッチ(INT42上昇)や スフィンクス(INT40上昇)など、序盤ではアンノウン(INT20上昇)などを
妖魔武具に憑依させて能力を上昇させれば、比較的簡単に修得できるでしょう。
ただ、下にも書いていますが、妖魔は術の達人にはなれません。さほど気にする必要は無いと思いますが・・・

その他、新しい術を修得しやすくするには
1――敵のランクが高い。  攻撃対象に選んだ敵個体の強さではなく、全体的な敵のランクの高さです。
    ランクが高い固定敵(アセルス編の巨人など)と戦っても、その時のザコ敵のランクが関わる…と言う事でしょう。
2――戦闘回数が多い。  閃きと違い、ゲーム開始からの総戦闘回数が多いと良いようです。
3――術の達人になる。  技の閃き同様、術の達人になっていると習得しやすくなります。

上の要素は、術だけでなく、銃・プログラムの修得にも当てはまるようです。
これらは裏解体真書を参考にしています。



どの系統の術を覚えたら良いか



ぶっちゃけた話、お好みで選んで良いんですが、それではあんまりだ…と言う事で各系統の目立った術

――陽術――
スターライトヒール――数少ない回復系の術。INTとCHAが高いと回復量が増す。毒も回復。
フラッシュファイア――ルミナスでわずか600クレジットで購入出来る全体攻撃術。熱属性を持ち、追加効果に暗闇。
           絶対に回避不可能と思われる。あのデュラハン・玄武などにも、1度として回避された事が無い(私の経験)。
光の剣―――――――推定攻撃力80前後という威力の剣を創り出す術。その剣で通常攻撃した場合、バリアの反撃を受ける。
           一度術を使えば戦闘終了まで剣は使える。剣技以外の行動をとっても、自動でディフレクトが発動してくれる。

攻撃と回復が両方あり、中でも『超風』は全術中でもトップクラスの威力を誇る。
『光の剣』は、攻撃力が高く、光の剣(もしくは剣技)を使用していないターンでもディフレクトが発動するが、
技の達人になれなくなると言う欠点もあるにはある。強めの単体攻撃術が無いのが陽術の欠点と言えば欠点か。
とは言え、使いたい陰術がないなら陽術を選ぶのがお薦め。資質を得る『光の迷宮』で結界石や陽炎のケープも入手出来る。





――陰術――
ハイドビハインド―――実用的な効果は皆無。唯一、クーン編のヴァジュイール戦の連携合戦で役に立つ。
ダークスフィア――――停滞のルーンの硬化状態を打ち消すと言う、特殊な効果だけが目立つ術。威力はそこそこ。
シャドウサーバント――術者の行動の真似をする分身を作り出す。術者が物理攻撃を受けると代わりに消滅する。
           術の使用中は連携に参加出来ない。そのキャラの攻撃順で連携が途切れてしまう。主人公の1人旅で役立つ。

陽術に比べ、やや扱いづらい印象を受ける。
ダークスフィアは連携しやすく威力もそこそこだが、追加効果はない。術を使った際、やたら時間がかかる。
実質、与えるダメージが2倍になるシャドウサーバントが使える。術者のQUIが遅いと行動前に攻撃を受け、分身が消える事も…
シャドウサーバント後に『塔』『DSC』を使うと強力。ブルー&ルージュに特にお薦めする。





――空術――
ライトシフト―――――不死系モンスターの自動回復を打ち消す。シンロウなどで出現したデュラハンなどの強敵が回復する時に有効。
ヴォーテスク―――――敵味方全体の特殊効果を全て打ち消す(初期装備バリアは除)。毒なども消してくれるらしい(未確認)。

普通は資質を得られない為、麒麟を仲間に加えるか…もしくは空術と時術のどちらを購入するかになる。
陰術を修得させたキャラに『リバースグラビティ』で全体攻撃術を修得させる方法もある。
『ライトシフト』が意外と使えるので、私は時の君を仲間にして空術を購入する。





――時術――
タイムリープ―――――最凶とも言える術。ラスボスも含め、全ての敵の行動を1ターン封じる。敵の行動後に使った場合は無意味。
時間蝕――――――――石化の追加効果発生率がかなり高く、ダメージより石化狙いで良く使う。高確率でデュラハンさえも一撃。
オーヴァドライブ―――ファストトリックで発動し、1ターン、自分だけが連続で行動出来る(WILやPSYが高いと最大8回)
           使用後は術者のWPとJPが共に0になるが、術の発動中に停滞のルーンを使うと……最凶な術に変貌する。

使いやすさでは空術より圧倒的にこちらの方が良い。時の君『オーヴァドライブ+停滞のルーン』を使わせたい場合や
レッド&リュート編メサルティムを仲間にしたい場合は、時の君を仲間にする為に時術は購入出来ません。
それ以外の場合、『タイムリープ』『時間蝕』が使い易いので、時術を購入すると良いでしょう。





――魔術――
インプロージョン―――追加効果の気絶発生確率が高く、連携にも組み込みやすい。ブルー編以外ならマジックキングダムで購入可能。
ヴァーミリオンサンズ―ブルー&ルージュ兄弟のみが使える全体攻撃術。陽術超風と並んで最高クラスの威力を誇る。

妖魔ならば、この下の技を使って妖術&魔術を修得させれば良いが、ヒューマンの場合、攻撃主体か防御主体かで選べば良いでしょう。
攻撃主体なら魔術の『インプロージョン』が有用です。クラーケン退治にはこの術を。





――妖術――
硝子の盾―――――――術者への物理攻撃(銃など遠隔攻撃含む)を受け止め、その際砕けた破片を用いたブロークングラスで反撃。
           全体攻撃と遠隔攻撃は受け止めるだけで反撃しないが、物理攻撃を無効化は大きい。無効化は術1回につき一度。

魔術に引き続いて、防御主体なら『硝子の盾』が良いです。『幻夢の一撃』はランダムなのが個人的にイマイチ。
アセルス&ブルー編以外は、時術のイベントの際しかファシナトゥールへ行けません。どちらを買うか予め決めておきましょう。





――心術――
克己―――――術者のHPを大幅に回復し、ステータス異常を完全に回復する。能力が低目でも効果は大きい。
           恐らく、INTとWILの合計が100程度あれば999回復する。『INT+WIL*10』が回復量か!?
生命波動―――消費WPが2と少ない割に威力が大きく、連携しやすい。『生命生命生命生命波動』の様な同一連携も可能。

ヒューマン全員に修得させれば良いです。相反する邪術は買えませんから。
修行は1回しか出来ないので、仲間にしたいヒューマン全員を集めてから行きましょう。
ブルー編は、ルージュとの対決前はブルーが修行出来ない様です。対決後に行きましょう。





――邪術――
痛覚倍増―――――――敵全体に『最大HP−現HP』分のダメージを与える。だが、最高でも666しか与えられない。

ゾズマしか使えません。…が、余り使わないかな?





――秘術――
――――――ファストトリックで発動し、味方全体のDEFを上昇させる。物理攻撃主体の敵に。
――――――術者の全JPを消費し、敵単体に絶大なダメージを与える最強の術。最高ダメージは3万をも超える。
           この術を用いた『塔十字塔十字塔』と言う連携は、サガフロ史上最強・16万ダメージを与える。
愚者―――――敵・味方全体のあらゆるダメージを4分の1にする。攻撃魔法・敵のブレスなどで打ち消される。
           物理攻撃のみの相手に使うと効果が切れない為、解体真書の説明は違うのでは?と思われる。
           カウンター技・見切りを修得するときに良く使われる…と言うか、それ以外では殆ど使わない。

術をメインの攻撃手段にするキャラにはこっちが良いと思います。普段から術を使っていればJPが高いでしょうから、
いざという時の『塔』の威力が魅力です。塔を使う時には銃などの技も装備させておきましょう。
そうしないと塔を使った後の攻撃手段がなくなってしまいます。パンチじゃ弱々です(泣)
技(特にカウンター&見切り)を修得させる時に『愚者』が使えると良いです。INTが高ければ修得確率も上がります。





――印術――
勝利のルーン―――キャラが装備している全武器の性能を上げる。早い話、与えるダメージが増える訳だが、
           メカの医療パック・修理装置による回復量も増加、更には傷薬などの回復アイテムの回復量も増える。
活力のルーン―――カウンター・見切りを修得する時に愚者と併用される事が多い。ターン終了時のHP自動回復は非常に助かる。
           『キャラの最大HP÷16+VIT+1』が回復量になる。回復量は最高で162。
保護のルーン―――対象の姿を消し、単体攻撃の対象から外す。消えたキャラが攻撃をすると姿が現れる。
           回復役の保護や、カウンター・見切りを修得させる時、対象への攻撃集中&関係ないキャラの保護に良く使う。
停滞のルーン―――対象の敵単体と自分を硬化する。この術だけでは使いづらいが、オーヴァドライブと併用すると凶悪な術になる。
           一切の攻撃を受け付けなくなるため、強敵相手に術を使い、硬化中、安全に技を閃かせる…と言う使い方がある。

補助術ばかりですが、意外と使えます。特に『勝利のルーン』使用後はアイテムの回復量が230増えます。傷薬でも430回復。
『活力のルーン』も長期戦になるボス戦などで回復の手間が省けるのは嬉しい事。その分攻撃の手数が増え、有利になります。
他の術は特定の状況で使い易い事が多いです。1グループに2人位、使い手がいると楽です。





――幻術――
リーパー―――幻夢の一撃における最高位の召喚霊。追加効果の気絶発生確率が高め。幻術は、やや扱いづらい様な…。

アセルス編零姫だけが使えます。『幻夢の一撃』で出現する霊(?)を指定出来る系統ですが、
上級のリーパーなどが自由に使える分、連携に組み込みにくくなっています。全ての術が一長一短で邪術同様に使いにくいかも…





ネタバレになります。見たい方は次の段の一番左からドラッグして下さい。
――命術――
サクリファイス―――術者のLPを1消費し、術者以外のHPを『術者の最大HP+1』回復する。『生命の雨』と同様の効果。
リヴァイヴァ――――術をかけられた者が気絶状態になると、直後にHP全快で復活する術。

ブルー編終盤のブルー(ルージュ)のみが使えます。幻術と相反する系統です。
どちらもピンチの時に嬉しい能力ですが、『サクリファイス』はブルーのLPが低い為、使うのが恐いです。
ファシナトゥールで『幻魔』と『砂の器』を購入した場合、残りのLPは3しかありません。使えて1回ですね。





相反する系統の術を修得するには



この技は『妖魔が妖術&魔術を使う』『印術の資質を持ったキャラが印術&秘術を使う』のどちらかに限られます。

妖魔に妖術と魔術の両方を使わせる

マジックキングダムで妖魔に購入出来る魔術を修得させます。この際、そのキャラが修得している妖術を捨てます。
そのキャラに『パープルアイ』を装備させ、戦闘中に使わせると『妖術を使った』と見なされ、妖術を修得する事があります。
購入出来る魔術3つと、資質がある妖術は全て修得&使用が出来ます。



印術の資質があるキャラに印術&秘術を使わせる

印術の資質があるキャラに、購入可能な秘術を修得させます。上の方法同様に、この際、印術を全て捨てます。
そして、ルーンソードの固有術『勝利のルーン』を使っていれば、購入した秘術を持ったまま印術を修得&使用出来ます。



その他の系統の術が使える装備がないのが残念ですね。

最後に注意!!

1――マジックキングダムの術ショップで『魔術を買いに来た』を選び、妖術&魔術を修得したキャラにカーソルを合わせる
2――ファシナトゥールの術ショップで『妖術を買いに来た』を選び、妖術&魔術を修得したキャラにカーソルを合わせる
3――ドゥヴァンのルーンの館で『印術を買いに来た』を選び、印術&秘術を修得したキャラにカーソルを合わせる
4――ドゥヴァンのアルカナ・パレスで『秘術を買いに来た』を選び、印術&秘術を修得したキャラにカーソルを合わせる



       1の場合、カーソルを合わせた妖魔の妖術 全て消えます!
       2の場合、カーソルを合わせた妖魔の魔術
       3の場合、カーソルを合わせたキャラの秘術
       4の場合、カーソルを合わせたキャラの印術

     解体真書と少し説明が違います。補足も兼ねて―――

何も、術ショップに話しかけたら消えるとか、『術を買いに来た』を選んだら消えるとか、
消えるにしても、どちらが消えるか分からないとか、全員の術が消えるとか言った事もありません。



   ちゃんと分かりやすい法則があります。

話しかけたショップが扱う系統の術と相反する術が消えるようです。これが分かっていれば安心です。
技を使った後も、別キャラに術を買えます。ただ、主人公は真っ先にカーソルが合うので被害に遭います。アセルス編は注意を。
また、術を買わせたいキャラに行く途中、技を使ったキャラにカーソルを合わせないように…と言っても無理な場合もありますが。



       話しかけた際、もし誤って消してしまっても、再び技を使えば習得させられます。


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イルバルカン